僕らがオシャレを目指す理由
オシャレとは程遠い生涯を送ってきました。
そんな自分がなぜいまさらオシャレを目指すのか。
僕を知っている人が聞いたら、気でも触れたのかと思われるかもしれません。
そもそもオシャレとは何なのでしょうか。自分にもよくわかりません。よくわかっていないものを目指すといっても、どだい無理な話なのかもしれません。
僕がオシャレを目指す理由
30を過ぎて、鏡に映る自分の姿は完全に「おじさん」になりました。
確かに、芸能人や周りの同年代を見ると、若々しい見た目のひとはいます。
しかし、別に僕は実年齢よりも若く見られたくてオシャレをしたいというわけではないのです。もちろん若く見られることは悪くはないけれど、30代なら30代なりの服装をしたいと思います。
2021年現在、僕は32歳の既婚男性で子どもが1人います。職業はメーカの開発職で、私服通勤ですが職場に着いたら作業着に着替えます。そうなるとまともに着飾る機会がないわけです。周りの人も、誰も僕の服装なんて見ていません。
僕くらいの年齢の既婚男性になると、他人によく見られたいというモチベーションは持たないのではないでしょうか。まあ結婚していてもいつまでもモテたいという人もいるとは思いますが、僕はそうではないです。
子どもが生まれて時間に余裕がなくなり、コロナの影響で外にも出かけないとなれば、身だしなみに気を使う必要すらありません。
そうやって気がつけば、クローゼットの中身は無印良品やユニクロの服が9割を占め、ヒゲも剃らない日が増えてきました。
確かに、無印やユニクロの服はコスパが高くオシャレな人たちのなかでも愛用されています。
ですが、僕の場合はその服が良いと思って着ているのではなく、ただなんとなく、安くて質が良いから選んでいるだけなのです。
最近、自分で気に入っているわけではないものを身に着けたり、周りに囲まれたりしていると、自分自身が鈍化してくるような気がしてならないのです。
同じようなものを身に着けて、同じルートで職場に行って帰るだけの毎日が続くだけです。
反対に、自分が悩んで選んだものを身に着けていると気分が上がるし、生活が楽しくなります。
よくよく考えてみると、独身の頃から僕は服装を選ぶモチベーションは「恥ずかしい格好はしたくないから」という後ろ向きで消極的なものでした。
でも、これからは自分の人生を楽しくするためにオシャレをしても良いかもしれない。
これが、僕がオシャレを目指す理由です。
このブログではオシャレとは何かを考え、自分なりに試行錯誤したり、気に入ったものを紹介したりする記事を書こうと思います。
真にオシャレな人々から見れば鼻で笑われるようなことを書いたりするとは思いますが、暖かく見守っていただければ(もしくはそっとページを閉じて貰えれば)と思います。